諏訪湖を望む新築マンションのO邸の壁面にメイプル材で壁面収納を作りました。梁や巾木、配線などを考慮してシンプルなデザインながら使い勝手のよさを追求しています。
設置の様子
諏訪湖を望む新築マンションのO邸は角部屋の眺望の素晴らしいお宅です。日当たりの良いLDの壁面にメイプル材で壁面収納を作りました。
まずは設置の様子です。今回の収納は、壁面いっぱいになりますが、構造は3段階になっています。
下段はベースになるボード、そして中段の上置きボード、最後に最上段の天袋部分に分かれています。
完成した壁面収納
天袋を設置したら完成です。
白いメイプル材が美しく、程よい存在感で温かみのあるお部屋になりました。
マンションの悩みは収納の少なさ。スペースも限られていることからどうしても、使い勝手の良さと収納力がないと、どんなにデザインがカッコよくても毎日の生活には向きません。
特注収納ばかりは生活者としての視点が重要になってきます。
梁や巾木を考慮した設計
壁面すべてを使う収納のため、部屋の採寸を細かく行います。
上は梁をよけた天袋、下は巾木をよけた台輪の様子が分かる画像です。特注家具ならではの収まりです。
電源周りもきちんと設計
家電製品の配線も見逃せないポイント。
電源の確保は壁面収納では重要です。コンセントが隠れて使えないことがないように、事前に家具に埋め込めばスマートです。
上は家具に埋め込んだコンセント、下がその取り出し部から壁面コンセントに接続した様子です。