「後悔しない家具選び|Yチェアが教えてくれる“価格<価値”という考え方」
CH24(Yチェア)・ビーチ材ソープ仕上げ、再入荷しました。

人気の高い「ビーチ材 × ソープ仕上げ」のCH24(Yチェア)を新しく入荷しました。
木肌のぬくもりをダイレクトに感じられる手触りと、優しく柔らかな色合いが魅力の仕様です。今回は、2年9か月前に入荷した同じ仕様のCH24と並べて展示しています。

並べてみると、新品のスッキリっとした雰囲気と、年月を重ねたからこそ生まれる風合い、それぞれの良さが際立ちます。
家具は「今」だけでなく、「これから」も楽しめる存在だと、あらためて感じさせてくれます。

「家具の価値」って、なんだろう?
そんな風に経年変化を眺めているうちに、ふと「家具の価値って何だろう?」と考える瞬間がありました。
たとえば、ある家具を見て「高いなぁ」と思ったとします。
でも、それでも「欲しい」と思えるなら、それは“価格よりも価値を感じている”ということではないでしょうか。
逆に、「高いからやめて、安い家具にしよう」と選んだあと、少しでも心に引っかかりが残るようであれば、それは“価格>価値”の状態なのかもしれません
価格が安いことのメリットは、買った瞬間や、翌月のカード明細を見たときに感じやすいもの。
けれどそのあと長く続く暮らしの中に、「少し妥協して選んだ家具」がずっと存在し続けることになります。
もちろん、「高い家具=良い家具」ではありません。
価格が手ごろでも、それ以上の価値を感じられるなら、それはとても良い買い物です。
大切なのは、「自分にとっての価値」が「価格」を上回っているかどうか、なのだと思います。
背伸びしてでも「良い」と思える家具を
少し話が長くなりましたが、まとめると——

「これ、いいな」と思った家具が、生活に支障のない範囲で少しだけ背伸びした価格だったなら、
思い切って選んでみることで、暮らしがぐっと豊かになることがあると思います。
家具屋の立場として、ちょっと都合のいい話に聞こえるかもしれません。
でも、日々お客様と接する中で、そんなふうに感じる場面が本当にたくさんあるんです。
その家具が日々の暮らしの中にあって、ふと目をやるたびに「やっぱり買ってよかったな」と思える。
そんな出会いが、どなたかの生活にも訪れたらうれしいなと願っています。
