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家具選び初心者の方が失敗しがちな〇〇調の家具

こんにちは、ベップです。
私たちは本物を提案しています。それは高価な家具という意味ではなく、本物の素材で偽らずにつくられた家具ということです。

アンティーク調、ヴィンテージ調、〇〇風、リプロダクトは取り扱いに注意

いまアンティーク調やヴィンテージ風、〇〇調、リプロダクトといった安価にネットで買える「それっぽい」デザインの家具が多くあります。これらは画像だけ見ていると、特徴的なデザインがおしゃれに感じて家に置いたら垢抜けそうな気がします。きっと家具選びを始めたばかりの方の中には、心惹かれてしまう方もいるのではないかと。だけど一旦落ち着いて考えてほしいのです。

〇〇調、〇〇風家具の落とし穴

例えば、アンティーク調家具を選ぶ意図としては、本来はアンティークで揃えたかったけど、本物は高価だからそれっぽいデザインを選ぶというところでしょう。
アンティーク調の家具は「アンティーク調であることがゴール」であって、決して本物にはなり得ません。
それはかえって本物ではない事実を際立たせてしまい、多くのものが安っぽくみえます。
また「アンティークなインテリア」というモデルを再現しようとして再現しきれない部分があれば、センスが良くないお部屋になります。〇〇調といったインパクトある見た目の「偽高級感」は取り扱いが難しいのです。

また、価格を抑えるために選んだ「〇〇っぽい」ものからは、強く生活感を感じてしまうと僕は思います。
これはリプロダクトを選ぶことも同じ結果を生みます。リプロダクトはどこまでいってもリプロダクト。知っている人がみると、プロポーションと素材感に強い違和感を感じます。

だとしたら偽高級感のある〇〇風やリプロダクトよりも、それそのものを肯定できる本物を選んだ方がいいんじゃないでしょうか

【本物】ヒノキクラフトのシンプルな国産ヒノキ材テーブル

とはいえ、高価な家具だけでお部屋をつくるのは難しいです。

ですが、ご安心ください。
本物であっても予算を抑えながら家具選びをすることは十分可能です。

たとえば静岡県産材のヒノキで職人によってつくられたシンプルなテーブル。W1500×D900のサイズで価格は約7万円なので、大量生産されている〇〇風テーブルと大差ないんじゃないでしょうか。

素材は本物の国産ヒノキ。経年変化が楽しめるなめらかで美しい素材です。本物の素材なので何十年と長く使うことができます。

ヒノキは針葉樹なので、他のオークやウォールナットといった広葉樹と比べると、柔らかく傷がつきやすいかもしれません。しかし柔らかい木の触り心地は良いものです。家族の居場所として優しくて柔らかい素材というのはぴったりです。傷がつきやすいというのは、その分家族の歴史を刻みこんでいってくれるという捉え方もできます。職人の丁寧な作りなので、裏側まで美しく仕上げられています。子どもがテーブルの下に潜り込んで隠れんぼしたときも、裏側が美しくあってくれるのです。意外とそういう些細な記憶って大人になっても覚えているものなんですよね。うちのテーブル、裏側まできれいだったなーって。

【まとめ】モデルやセオリーに縛られない家具選びをしよう

〇〇インテリアといったモデルや、家具選びのセオリーに縛られなくてもいいと思います。モデルの再現から思い切って降りてしまって、セレクトに自分たちなりの意味付けをしていく。例えば「ダイニングは家族が心を安らげる場所だから、優しいヒノキ材のテーブルと丸い椅子を選んだんだ」(ちょっと例えがチープですみません・・・)
こういう意味付けを聞いたら、私ははっとさせられますし、〇〇テイストに統一された部屋よりも魅力的に感じます。
また、自分なりに家具の形や素材を言語化して意味付けしてみると、インテリアがアート的な側面を持ち、訪れた人の心にぐっと迫ってくるものになるんじゃないでしょうか。

〇〇風の家具を選ぶよりも、それそのものを肯定できる本物の家具をお選びいただいた方が確実に幸せになれます。

というまじめな話でした。
お読みくださった皆様、ありがとうございました。
(※ちなみに素材・つくり・デザインの良い、〇〇調で本物の家具も存在します。〇〇調すべてを否定するわけではなく、これは偽物だよなーって感じるレベルのもの名作のリプロダクトは見た目がよくても避けた方が無難ですよ、というご案内でした)

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