オンライン
ショップ

月に一回の夜間開店 ナイトオープン 照明の選び方もお教えします!!

お部屋づくりをする上で照明計画は避けては通れない道です。
しかし、照明はなにかと後回しにされがちです。

たとえばご新築を建てられる方とかですと


建物→家具→照明

といった具合です。

しかし、照明一つでお部屋が良くも悪くもなります。

ですので、これからお部屋づくりをされる方は、照明にこだわってもらうと心地の良い空間が出来ます。

気を付けていただきたいのが、

「暗いのは嫌だから、多めに照明を付けよう」

という照明計画では、夜なのに不自然に明るいお部屋が出来てしまいます。

照明配置方法とお部屋に与える雰囲気

下の写真は昨年開催した照明の体験会の写真です。

ルイスポールセン 長野県
ルイスポールセン 長野県

シーリングライトと塩田家具が推奨している「多灯使い」という照明配置を比べました。
比べてみると一目瞭然だと思います。
同じ空間でも照明が違うだけで印象は大きく変わってしまいます。

シーリングライトは広範囲を照らせるメリットはありますが、空間を彩る上ではのっぺりとした印象になってしまいがちです。

ダウンライトとスポットライトのメリット・デメリット

また、今の住宅で多く採用されているダウンライトやスポットライトでも数が多すぎるとシーリングライトのような状態にもななりかねなません。
更にダウンライトは光が強く直接見ると眩しいので、ゆったりとくつろぐ場所には適していません。

ルイスポールセン 長野県

ダウンライトやスポットライトはすっきりとしていて明るく、安価というメリットはありますが、光源が丸見えのため直接見ると眩しいというデメリットがあります。

塩田家具では「多灯使い」を推奨しているのですが「多灯使い」にも抑えるべきポイントがあります。
ポイントを間違えてしまうと「多灯使い」でも”眩しすぎる””暗すぎる”という事が起こってしまいます。

そのポイントについては実際の照明を見ながらご説明させていただければと思います。

ルイスポールセンについて

ルイスポールセン 長野県

塩田家具ではルイスポールセンという北欧の照明をおすすめしております。

なぜルイスポールセンをお勧めしているかというと理由が2つあります。

①優しい灯だけど、しっかり明るい

下の画像の照明は「PH5」というルイスポールセンを代表する照明です。
もしかすると一度はどこかで見た事があるかもしれません。
特徴的なフォルムに目がいってしまうのですが機能的にも優れている事が座ってみると分かります。

ルイスポールセン 長野県
座って照明を見ても光源(電球)が見えません。
ルイスポールセン 長野県
こちらがシェードを取った状態です。
写真では分かりにくいですが、とても眩しく感じます。


「優しい光だけど、暗いんじゃないの?」

確かにそう思われるのは無理もありません。

少し実験をしてみました。

シェード有り無しで照度を測ってみました。

ルイスポールセン 長野県
ルイスポールセン 長野県

シェードをつけている状態測ってみると416luxです。
ダイニングテーブルの上は300~500lux程度必要とされているので充分な明るさです。

ではシェードを取ってみるとどうでしょうか?

ルイスポールセン 長野県
ルイスポールセン 長野県

電球が丸見えでとても眩しく感じます。
ちなみに不快に感じる眩しい光を「グレア」と言います。

この状態で照度計で測ってみると

298luxとシェードつけている状態より下がっています。

「明るい=眩しい」 「暗い=眩しくない」

そう勘違いされている方も多いかもしれませんが

上手に照明計画をすれば

「明るい=眩しくない」

そんな空間が出来上がります。

②優れているデザイン

「優れているデザイン」とはどんなものでしょうか?

私が思うに「長く愛される」事だと思います。

ルイスポールセン 長野県

ルイスポールセンの製品は全てがデザイナーが生み出したものです。

【PH5】【PHアーティチョーク】等をデザインした「Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)」
【AJランプ】【AJロイヤル】等をデザインした「Arne Jacobsen(アーネ・ヤコブセン)」
【パンテラ】をデザインした「Verner Panton(ヴァーナー・パントン)」

他にも世界的に有名なデザイナーの方々がルイスポールセンの照明をデザインしています。
どの照明にも共通して言えることは「特徴的でシンプルなデザイン」。

特徴のあるデザインでも、癖が強いと広く広がらないし、飽きが来てしまう。
特徴的かつ、シンプルだからこそ、時代を超えていろんな人に愛される。

たとえば、ポール・ヘニングセンが最初に開発した「PH3枚シェード」は今から98年前の1926年です。
約100年前に生まれたデザインが今も残り続けているのは「特徴的でシンプルなデザイン」だからではないかなと思います。

照明器具は明かりを灯すだけではなく、インテリアとしてお部屋を彩ります。
ダイニングテーブルの上、ソファの横、サイドボードの上、ベッドサイド、玄関等、お部屋の様々な場所に照明は存在しています。
照明器具は夜電気をつける時だけではなく、昼間の電気をつけていないときも美しい照明を選んでいただくと、お家での生活がより楽しくなるのではないかと考えております。

心地の良い空間にするには照明の特性を理解して正しく配置することが大事です。
ナイトオープンでは夜に実際の照明を見ながら、照明計画のコツをお教えします。

・お家の照明にピンときていない方
・ご新築やリフォームで照明選びをされている方
・そもそも照明選びはどのようにしたら良いのかわからない方

是非お気軽にご来店ください。

毎月第一土曜日開催
次回 10月5日(土)

時間:18:30~21:00

日中の営業時間は通常通り9:30~18:00にて行います。

一覧に戻る