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FRITZ HANSEN

PK4™

材質

モダンでリラックス感あふれるPK4™ラウンジチェアは、1952年にポール・ケアホルムがデザインした作品です。スチールと麻ひもから生まれる軽やかでミニマルな表情とともに、ケアホルム作品ならではのエレガンスを放ちます。芸術とデザインが交差する場所を追求したケアホルムの先見性あふれるアプローチを見事に象徴しています。

PK4™は、1本の長い麻ひもとスチール製のフレームという、ふたつの素材で構成されています。フレームは、溶接された7本のスチールパイプから作られています。粉体塗装仕上げを施したブラックのスチールとナチュラルの麻ひも、ステンレススチールとナチュラルの麻ひも、ステンレススチールとブラックの麻ひもの3種類展開。

「PK4」は、彼の初期作品の一つとして知られています。フリッツ・ハンセンにより再発表されたこのチェアは、ミニマルでありながらも芸術性と構造美を兼ね備えた逸品です。

軽やかな見た目ながら、強度と快適性を両立しており、インテリアの中で彫刻のような存在感を放ちます。

その有機的なフォルムと工業的な素材の融合は、ケアホルム独自の美学を体現しており、デザインファンや建築家から高い評価を受けています。

彼の家具デザイナーとしてのキャリアの始まりを象徴する本作は、当時としては非常に先鋭的で、革新的であったがゆえに、PK4は当時製品化には至らず、長年にわたりアーカイブに眠る存在となっていました。ケアホルムの他の名作が世界的な評価を受ける中で、PK4は“幻のチェア”として一部のデザイン愛好家の間で知られる存在となっていたのです。

約70年の時を経て、2022年、フリッツ・ハンセンはこの未発表作品に再び光を当て、ついにPK4を正式に製品化。若きケアホルムの実験精神と造形美が、現代のクラフトマンシップと融合し、デザイン史に新たな1ページを刻みました。

仕様

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