こんにちは。スタッフのベップです。
ダイニングの椅子を選ぶとき、悩ましいのが「揃えるか」「バラバラにするか」。
必ずといっていいほど、みなさん悩まれている印象です。わかる・・・!わかりすぎる・・・!!

どちらが正解というわけではありませんが、雰囲気も、座る時間の心地よさも、そこから変わってきます。
同じシリーズで揃えると、空間に統一感が生まれ、すっきりと整った印象になりますね。

一方で、あえて椅子をバラバラにすると、少しラフで、暮らしのリズムが感じられる空間になります。
たとえば、写真のように異なるデザインの椅子を合わせても、どこか自然にまとまって見えるのは、いくつかの共通点を持たせているからです。
バラバラにするときのポイント

椅子をバラバラにしても“ちぐはぐ”に見えないようにするには、
いくつかの小さなルールを意識するのがコツです。

- 素材を合わせる
樹種を合わせたり、違う樹種になってしまうときも木のトーンを近づけると落ち着いた印象に。
脚部の素材(木・スチール)をそろえるのもおすすめです。 - ファブリックや樹種を合わせる
座面の張地を同系色でまとめたり、同じ木種の色味でつなげることで、デザインの違いが心地よいリズムになります。 - 背の高さを合わせる
高さのバランスがとれていると、視線が水平に流れてすっきりと見えます。
特にテーブル越しに見たとき、椅子のシルエットの揃い方は印象を左右します。
バラバラにするメリット
ダイニングチェアをあえて揃えないことには、実は実用的な理由もあります。

人はそれぞれ体格や座り心地の好みが違います。
自分の背丈や姿勢に合った椅子を選べるのは、バラバラにするからこそ。
「この椅子は自分の席」という感覚が生まれるのも、毎日の食卓が少し楽しくなるポイントです。

また、ひとつひとつ違う椅子が並ぶと、そのお家らしい個性が宿るような気がします。
それぞれの椅子が、その家族らしさを語ってくれるような。
そんな温かさが感じられるのも、バラバラにする魅力のひとつです。
揃える心地よさも、やっぱり強い

もちろん、同じ椅子を揃える気持ちよさもあります。

椅子の高さや座り心地が揃うことで、家族や来客と同じ目線で会話ができる。
整った景色の中で、暮らしが整う安心感があります。

揃える・揃えない、そのどちらにも良さがある。
大切なのは「暮らしの中でどう使いたいか」を基準に選ぶことです。
まとめ|自分たちらしいダイニングをつくる

毎日座る椅子だからこそ、少し自由に選んでみてもいいのかもしれません。
デザインで統一するのか、素材でつなぐのか。
あるいは、家族それぞれにお気に入りを選んでみるのもいい。
食卓は、家族や仲間が集まる場所。
完璧に整えるのもよし。少し違いがあっても、よしです。
(インテリアに正解はないので、結局答えは出ません笑)