
このサイドボード、まず目を引くのは前板の色の並びです。
メープル、チェリー、ウェンジ、チーク、ウォールナット、パドゥーク。
樹種をあえて混ぜているのに、不思議と派手さはなく、ちゃんと「家具として落ち着いている」のがこのSONOシリーズらしさです。

天然木の色をそのまま生かし、自然オイルで仕上げているので、
最初ははっきりしている色の違いも、使い込むほどに少しずつ近づいていきます。
買った瞬間が完成ではなく、「時間と一緒に育っていくサイドボード」という感覚で使っていただきたいシリーズです。
近くで見ると、前板との間に入った細いスリットや、
小さなアルミのツマミがきれいに揃っていて、
“変わったデザイン”というより、“きちんと作っている家具”だと感じられるポイントが随所にあります。

収納もよく考えられています。
105サイズは中央1列が引出し、140サイズは中央2列が引出しで、左右は開き戸。
一見すると浅い引出しが並んでいるようですが、実際には深さの違う引出しが中に仕込まれていて、
細かい物から少しかさばる物まで、自然と整理できるつくりです。
開き戸の中には可動棚が付属しているので、高さのある物も問題ありません。
見た目の面白さだけで終わらず、
「毎日ちゃんと使える」というところまで考え抜かれている。
そんな広松木工らしさが、そのまま形になったサイドボードです。






