家具屋の家づくり。照明計画「ここに照明があれば」と思った話
新築が完成して気づいた、照明計画の「あったらよかった」
こんにちは。スタッフのベップです。
お話しさせていただいているお客様はご存じの方も多いかと思いますが、現在、自宅を新築中です。
そして、いよいよもうすぐ引き渡し。
内覧会を行っていただいていることもあり、少しずつ家具も運び込み、ようやく「家」らしくなってきました。

99.9%大満足!我が家、最高です!
そんな大満足のなかですが、完成した空間を実際に見てみて気付いてしまったことがあります。
「ああ、やっぱりここにダウンライトが欲しかった!」
「ここにもコンセントをつけておけばよかった!」
かなり念入りに計画したつもりだったのですが、それでも「ここにあったらよかったなあ」という場所が、すでにいくつか出てきています。
たとえば、この廊下。

(クイックルワイパー、すみません…笑)
リビングから奥へと続く廊下なのですが、一番奥の壁面を照らすダウンライトがあったら、アートを飾って照らすことができたな、と。
そして何より、この壁面だけがぼんやりと照らされていたら、廊下の奥行き感ももっときれいに出ていたはず。
「絶対よかったよなあ……」
と思い、AIの画像生成でダウンライトとアートを加えてみたのがこちらです。

……やっぱり、いい。
もちろん、暮らすうえで必須の照明ではありません。
なくても困ることはないのですが、あったら空間の完成度は確実に上がっていたと思います。
新築ではコンセントの位置も照明と一緒に考えたい
我が家は、天井に並ぶダウンライトの数をできるだけ減らし、必要な場所にはペンダントライトやブラケット、テーブルランプ、フロアランプなどを配置する「多灯づかい」で照明計画をしています。
だからこそ、もうひとつ重要だったのがコンセントの位置でした。
玄関のシューズボックスの上も、当初は「ポータブルランプを置けばいいかなぁ」と考えていたので、コンセントをつけませんでした。
ところが、家が完成してみると、
「あー、やっぱりコードタイプのあの照明、ここに置きたかったなあ……」
となっています。
当初置く予定のなかったリビングのキャビネットまわりも同様です。(画像左の壁面。キャビネットが入るのはこれから。そこは当初本棚を造作していただく予定でした)

ポータブルランプはとても便利ですが、照明の選択肢を広げようと思うと、家具を置く場所の近くにコンセントがあるというのは、やっぱり大切ですね。
家づくりは、とにかく決めることが多いです。
間取り、床や壁、建具、設備、電気、照明、外構……。
それに加えて、住宅ローンや登記などの手続きもあります!!!!
ひとつひとつしっかり考えているつもりでも、どこかを見落としてしまうことはあると思います。

新築の家具選びは、家づくりと並行がおすすめ
今回、自分自身が家を建ててみて改めて感じたのが、「照明計画は、家具の配置があってこそ」ということでした。
我が家の場合は、
家具のレイアウトを考える
↓
それをもとに間取りを決める
↓
最後に照明計画をする
という順番で進めました。
この順番自体は、とてもよかったと思っています。
ソファをどこに置くのか。
ダイニングテーブルの大きさはどのくらいなのか。丸?長方形?楕円?
キャビネットやサイドボードはどの壁面に置くのか。
その上に照明を置くのか、アートを飾るのか。
家具のサイズや配置が具体的に決まっているほど、「どこに、どんな明かりが必要なのか」が見えてきます。
それでも今回のように「あそこも照らしたかった!」という場所が出てくるのだから、家づくりは難しい!
だからこそ、家具を選び始めるタイミングは、家が完成してからではなく、家づくりと並行してがおすすめです。
「引き渡しが近くなってきたから、そろそろ家具を見よう」ではなく、間取りや電気配線を考えている段階から家具のサイズやレイアウトまで考えておく。
そうすることで、家具だけでなく、照明やコンセントまで含めて、より完成度の高い空間をつくることができます。
家具屋として普段お客様にお伝えしていることですが、自分自身が家づくりをしてみて、改めてその大切さを実感しました。
これから家づくりをされる方には、ぜひ早い段階から家具についても考えてみていただけたらと思います。
そして、「この家具を置きたいけれど、照明はどうしたらいい?」「この間取りならどんな家具配置がいい?」といったご相談も、ぜひお気軽にどうぞ。レイアウトも作成いたしますので。
完成してからでは動かせないものもあるからこそ、家具・照明・建築を一緒に考える。
今回の我が家の小さな失敗が、これから家づくりをされる方の参考になればうれしいです!
一緒に良いお家づくりしましょう!