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【ダイニングは家の心臓】ダイニング選びを失敗すると、家族のコミュニケーションが減るかも?

近年、スマホの普及により、家族が同じ空間にいながらも、それぞれのデバイスに夢中になってしまう光景が当たり前になりつつあります。
SNSをチェックしたり、動画を見たり、ゲームをしたり…。
リビングでは各自が思い思いの時間を過ごし、気がつけば「一緒にいるけれど、つながっていない」状態になっているかもしれません。

そんな中で、家族が顔を合わせ、自然と会話が生まれる貴重な時間が、ダイニングでの食事のひとときです。
ただ食事をするだけではなく、今日あった出来事を共有したり、何気ない会話を楽しんだりする。
この時間こそが、家族のつながりを深める重要な役割を果たしているのです。

しかし、そのダイニングが居心地の悪い空間だったらどうでしょう?
食事を済ませるとすぐに解散し、子どもはリビングでゲーム、お父さんはスマホ、お母さんは家事へと戻ってしまう。
家族の会話の時間が減るほど、自然とお互いへの関心も薄れてしまうかもしれません。
スキの反対は無関心なんです。こわいです。

だからこそ、「座り心地の良い椅子を選ぶ」「空間の雰囲気を整える」といったインテリアの工夫が、家族のつながりを生む重要なポイントになってくるのです。

現代において家の中で一番大切なのは、ダイニング!まじで重要です!


「家族が自然と集まるダイニング」をつくるために

1. 快適な椅子選びが、ダイニングの快適さを決める

ダイニングにおいて、テーブルと椅子は主役とも言える存在です。
その中でも、特に椅子の座り心地は、ダイニングの居心地の良さを左右します。

例えば、座り心地の悪い椅子だと、食事が終わるとすぐに立ち上がりたくなり、家族がダイニングに留まる時間が短くなります。
反対に、快適な椅子があれば、「もう少しここで話していたい」と思える空間になるのです。

快適な椅子を選ぶ際のポイントは、以下の3つです。

体にフィットする座面と背もたれ
 → 背中を自然に支える形状の椅子は、長時間座っていても疲れにくい。
 → かかとがしっかり床につく座面の高さが理想的。

適度なクッション性と軽さ
 → 座り心地が硬すぎず、程よい弾力があると快適。
 → 軽量で扱いやすい椅子なら、座ったまま椅子を動かせたり、ひょいと脚で動かせるので掃除の際もストレスが少ない。

アーム付きかどうかを選ぶ
 → 人間の腕は結構重たい。アーム付きなら、腕を預けられてリラックスしやすい。
 → 食事や会話を楽しむ時間が長くなるなら、アームチェアもおすすめ。

「たかが椅子」と思われるかもしれませんが、
「座りやすい椅子があるだけで、家族の時間が増える」というのは決して大げさな話ではありません。


2. 照明が空間の雰囲気を決める

椅子と並んで重要なのが、照明の選び方です。
照明の色や配置によって、ダイニングの雰囲気は大きく変わります。

ダイニングに適しているのは、電球色(暖色系の光)の照明。
オレンジがかった温かみのある光は、リラックス効果があり、食事をより美味しく見せる効果もあります。
逆に、白い光(昼白色・昼光色)は、オフィスや学校のような雰囲気になりやすく、落ち着いた食事の場には向きません。

今回ご紹介するのは、ルイスポールセンの「PH 5」
デンマークの巨匠ポール・ヘニングセンが生み出したこの名作は、光が直接目に入らない設計のため、やわらかく拡散する光がダイニングを優しく包み込みます。
さらに、独特のシェード構造により、食卓全体を美しく照らしながら、まぶしさを抑える工夫が施されています。

「食卓に心地よい明かりがあるだけで、会話が弾む空間に変わる」
そんな理想を叶えてくれるのが、PH 5の照明です。


3. ダイニングテーブルの配置も重要

ダイニングテーブルの形や配置も、空間の居心地に影響を与えます。

例えば、丸テーブルは、どこに座っても目線が合いやすく、自然と会話が生まれやすいレイアウト。
一方で、長方形のテーブルの場合、向かい合う距離が遠くなるため、椅子の配置や座る位置を工夫することで、より会話がしやすい空間をつくることができます。

テーブルの選び方や配置次第で、ダイニングの印象は大きく変わるため、
「家族の会話が生まれやすいレイアウト」を意識することも大切なポイントです。


「ダイニングが家族をつなぐ場所」になる

家族が自然と集まり、食事をするだけでなく、会話を楽しみ、リラックスできるダイニング。
そのためには、座り心地の良い椅子、温かみのある照明、心地よいレイアウトが欠かせません。

「ごはんを食べたらすぐ解散」ではなく、
「つい長居したくなるダイニング」をつくることが、家族の時間を豊かにする鍵なのです。

ぜひ、あなたのご家庭でも、椅子や照明にこだわり、
「家族が自然と集まるダイニング」をつくってみてはいかがでしょうか?

たった一脚の椅子が、暮らしを変える。
そんなインテリアの力を、ぜひ感じてみてください。

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