オンライン
ショップ

ダイニングセット選びのポイントは”椅子を先に決める”

ダイニングセット 長野県

家族が集まる場所を、もっと心地よく

ダイニングは、食事をするだけでなく、家族が面と向かって集まれる重要な場所です。
大事な場所の心地良くないのは勿体ないです!!

 

つい長居してしまうダイニングをつくるためには、最初のダイニングチェア選びがカギになります。

 

ダイニングチェアから選ぶ。

北欧 ダイニングチェア

ダイニングの快適性のほとんどはダイニングチェアが担っています。

 

人の体格や姿勢は一人ひとり違います。
ダイニングチェアもチェアごとに座り心地は全然違います。

 

座り心地を確かめるには、実際に「座ってみる」しかありません。
いろんなチェアに座りまくってください!

 

座面の高さが重要

椅子 高さ

快適に座るためには、座面の高さにも注目を。 しっかりと深く座ったときに、足裏全体が床につくのが理想です。

 

逆に、足が浮いていたり、つま先立ちのような状態になると、お尻や腿裏に負担がかかり長時間の使用がつらくなります。

 

座面の高さにも注意

日本製のダイニングチェアだと43㎝前後がおおよそ基準です。
一方で、デンマークなどの海外製のチェアは45cm前後が多いです。
有名なデンマークのカールハンセンのCH24(Yチェア)は45㎝が標準です。

 

椅子 座面高さ
写真はCH24(Yチェア)の座面高さ43㎝と45㎝を比べたものです。

 

また、日本とデンマークでは平均身長が約10㎝違うので、一般的な座面高さが違うのも納得です。
(日本人の平均身長:約172cm デンマーク人の平均身長:約182cm)

 

座面の高さを数値だけで選ぶのも注意が必要です。

長野県 家具屋

家具メーカーによって座面の高さを図る位置が全然違うのです!
一番高い所だったり、座面の真ん中だったりします。(統一してほしい!)

 

なので座面高さがちょうど良いかを図る方法は、座りまくるしかないのです。

 

また、脚のカットや脚延長ができるチェアがほとんどです。
座面の高さにはとことんこだわりましょう!

 

テーブルとの高さの相性「差尺(さじゃく)」に注意

インテリア 長野県

先ほどまでは”ダイニングチェア単体”の快適性についてお話しました。
しかし、”ダイニング”とは「チェア」と「テーブル」が存在しています。
両者の関係性は切っても切れないのです。

 

重要なのは「差尺」です。
差尺とはテーブルの高さと座面の高さの距離の事を指します。

 

俗説的に「差尺は25cm〜30cmあればOK」と言われていますが 普段ご案内して感じるのは27㎝がおおよそベストではないかと思います。(もちろん個人差はあります)

チェア 長野

 

 

たとえば以下の組み合わせがある程度のオススメの組み合わせです。

  • 座面高さ43cm : テーブル高さ70cm
  • 座面高さ45cm : テーブル高さ72cm

このわずか2cmの違いが、使い心地に大きな差を生みます。
ご案内していても「全然違う!」という声もよくいただきます。

 

差尺が合っていないと、ひじが上がりすぎたり、逆に低すぎて疲れます。

 

ご夫婦で身長差がある場合の選び方

木の椅子 長野県

ご夫婦で身長差があると、どちらに合わせるべきか悩まれることもあります。

 

基本的には、ご身長が低い方がスリッパなどで座面高さを上げて、
ご身長の高い方が許容できる範囲で座面高さを下げて合わせます。

 

それでも差が出てしまう場合は、その中間に近い高さでテーブルを設定するというのがオススメです。

 

ダイニングテーブルは後から決めて

ダイニングチェア 長野県

よくある失敗の原因は「先にテーブルを購入してしまう」こと。
テーブルの高さが先に決まってしまうと、それに合うチェアの選択肢が大きく限られてしまいます。

 

特にテーブル高さが高すぎると、
①それに合わせてチェアの座面も高くなり、結果的に足がぶらぶらしてしまう。
②もしくは、座り心地を優先しても、机が高くて使いづらい。
どちらかにしかならないという最悪な状態になってしまいます。


そのため、先に座り心地のよいチェアを選び、それに合った高さのテーブルを後から選ぶのがおすすめです。

 

また、一般的なダイニングチェアにお子様が座ると脚がブラブラしてしまうので、小さいお子様には、お子様用のチェアを検討されるのが良いと思います。

 

 

ダイニングチェアで、暮らしが変わる

 

せっかくの住まいがリビングだけがくつろげる場所なのは勿体ないでです。

 

ダイニングも心地よい空間にしましょう!!

  

ぜひ、あなたの暮らしにぴったりの「くつろげるダイニング空間」をつくってみてください。

一覧に戻る