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ソファの選び方 大きさ(奥行)編

ソファの「座り方」で選ぶという考え方

ソファは家具の中でも王道のポジションに位置している存在だと思います。
そのため、ソファに関するご相談は安定して多いように感じます。

そんなソファですが、選び方にはさまざまなポイントがあり、一概に「これだ!」という方法はありません。
今回はその中でも「座り方」に注目してお話しし、具体的な商品もご紹介しようと思います。


座り方で分けると2種類

ソファの座り方を大きく分けると「しっかり座るタイプ」と「ゆったり座るタイプ」の2種類があります。

しっかり座るタイプ

特徴は「座面が浅めで、背中が高め」の2点です。
(しっかりタイプに座っている様子の写真)

ダイニングチェアに座っている状態まではいかないものの、しっかりと腰を立てて座るような姿勢になります。
語彙力のなさを感じつつも(笑)、”くつろぐ”というよりは“座ること”がメインの使い方に近いタイプです。

ゆったり座るタイプ

一方で「ゆったり座るタイプ」の特徴は「座面が深めで、背中が低め」です。
(ゆったりタイプに座っている様子の写真)

座面が広いため、足をあげて体をソファに預けるようにして座ることが多くなります。
座るというよりも“寝転ぶ”要素が強く、よりリラックス重視のスタイルです。

 

 


座り方を比べてみましょう

しっかりタイプの特徴

おすすめの方

  • テレビなどを長時間見ることが多い方
  • カウチソファやオットマンを組み合わせれば、ゆったりとくつろぐこともできる

比較的、しっかりタイプの方が奥行きは小さくなるため、お部屋に圧迫感を出したくない場合にもおすすめです。

また、小さいといっても寝転がれないわけではありません。
ヘッドレストを付けられるモデルが多いので、よりゆったりと使うことができます。


ゆったりタイプの特徴

おすすめの方

  • 寝転がったり、大きくゆったりとした使い方がしたいかた
  • クッションをたくさん置きたい方

しっかりタイプに比べて奥行きがあるため、よりくつろいだ姿勢をとることができます。
ただし、背が低めのデザインが多いので、ヘッドレストを付けられないケースもあります。

 

 


結局は「座ってみること」が一番大事

どんなに情報を集めても、最終的には実際に座ってみて、自分の体にしっくりくるソファを選んでいただくのが一番です。
同じ「しっかりタイプ」でも座面の硬さや角度が違うだけで、印象は大きく変わります。

ここからは、タイプ別におすすめのソファをご紹介します。


しっかり座るタイプのおすすめソファ

ユニバースソファ(宮崎椅子製作所)

コンパクトなモジュールソファ。組み合わせ自由な設計です。
しっかり座るタイプですが、高めの背中と肘によって、サイズ以上のゆったり感があります。
木部の美しさも宮崎椅子製作所らしいポイントです。


リポーゾ(広松木工)

コンパクトでしっかり座れるソファ。
専用オットマンを使えばL字に組み替えることもできる便利な構造です。
取り外し自由のヘッドレストを付ければ、さらにゆったり感が増します。


アルプ(カンディハウス)

ボタン止めが可愛い、ミニマルなデザインのソファ。
コンパクトながら、背中のクッションを使えば快適に寝転がることもできます。
軽やかなデザインと確かな座り心地を両立しています。


ゆったり座るタイプのおすすめソファ

アルファベットソファ(フリッツ・ハンセン)

デザイナー「ピエロ・リッソーニ」の卓越したデザインが光るソファです。
四角とも丸とも言えない絶妙なカーブが魅力のソファです。
ボリュームがありながらも、背の高さが抑えられており、空間に圧迫感を与えません。


ローザ(ALGORHYTHM)

スタイリッシュな脚が生み出す“浮遊感”が印象的。
極めてシンプルなデザインで、空間に自然と馴染み、建築の一部のような印象を与えてくれます。
カバーをすべて外して洗えるのもうれしいソファです。


エンブレイスソファ(カール・ハンセン&サン)

控えめながらも存在感のある木のフレームが特徴。
北欧らしい温もりと、モジュールソファならではの自由度を併せ持っています。
空間やライフスタイルに合わせて、さまざまな組み合わせが可能です。


まとめ

ソファ選びは「デザイン」や「サイズ」だけでなく、
“どんな姿勢で過ごしたいか”を意識することで、選びやすくなります。

しっかり座って過ごしたいのか、
それともゆったりと寝転んでリラックスしたいのか。

その違いを意識しながら、ぜひお気に入りの一脚を見つけてみてください。

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