ダイニングチェアの重さについて
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ダイニングチェアの「重さ」、意外と大事な話
ダイニングチェアを選ぶとき、私はいつも「座り心地を優先してください」とお伝えしています。
これは今も変わらないのですが、最近ふと思うことがあって。
「重さ」って、意外と重要なんじゃないか。
毎日の立ち座り。何気ない動作ですが、その椅子がずっしり重いと、引くたびにちょっとした抵抗がある。
食事のたびに、席を立つたびに。
小さい事ですが、積み重なると微妙なストレスになる気がします。
ただ、
「椅子は座り心地が第一優先」
これは変わりませんが、「重さ」はどうしても後回しになりがちです。
毎日使うものだからこそ、無視できない要素だなと思い始めています。
もし重めの椅子を選ぶなら、アームの形も一緒に考えてほしい
アームチェアを引くとき、フルアームだとテーブルの下から大きく引き出さないといけません。
重い椅子+フルアームの組み合わせは、毎日使うにはちょっと大変になるかもしれません。
重さが気になるようなら、アームなしかハーフアームを選ぶのが現実的だと思います。
板座とダイメトロール、重さと耐久性はどう違う?
板座
板座はその名の通り座面が板そのもので、木の量が多い分重くなります。
座張りの椅子でも、写真のように木の下地の上にウレタンがあるようなものも重量は重くなる傾向です。

ダイメトロールやウェーブスプリング
ダイメトロールやウェーブスプリングなどで支えるダイニングチェアは木材が板座よりも少なくなるので、軽くなる傾向です。

耐久性について
耐久性については、板座とダイメトロールで明確な差があるというデータはありません。
ただ、俗説的には板座のほうが耐久性が高いといわれることが多いです。
この辺りはどちらが耐久性に優れているとは言い切れないのが正直な所です。
ただ、どちらを選んでもウレタンのへたりはおよそ10~15年が目安(使用状況にもよります)。
いずれにしても大事に長く使うにはメンテナンスは付き物です!
樹種による重さの違いはどうか
木材の種類によっても重さは変わります。
木材博物館 木材の比重リスト
こちらのサイトを参考にまとめてみるとこんな感じです。
チェリー 0.58~0.61
ウォルナット 0.64
ビーチ 0.62~0.74
ハードメープル 0.72
オーク 0.77
木材のサンプルで実際に計ってみます。(サンプル小さいのはご勘弁を!)





木のサンプルの重さをまとめてみると
ブラックチェリー 115g
ウォルナット 110g
ビーチ材 125g
レッドオーク 125g
ハードメープル 135g
おおよそ先ほどの比重と同じくらいの関係です!
ダイニングチェアの大きさで考えてみると…
おおよそ一般的なダイニングチェアの重さは5㎏前後です。
シンプルに先ほどのサンプル重さの平均「122g」と考えて約41倍です。
一番軽い結果だったウォルナットだと
115×41=4,715g
ハードメープルはあまりラインナップにはない木材なので分かりやすくレッドオークで考えると
125×414=5,125g
5,125g-4,715g=410g
暴力的な計算にはなりますが、意外と差があるようには感じます。
ただこれが、ダイニングチェアとして使用することを考えると大きな差であるかどうかは推敲の余地がありそうに感じます。
また、木の個体差によっても重さは変わります。
あくまで参考程度に捉えていただければと思います。
結局はデザインによる所が大きいです。
いろいろ言いましたが、ダイニングチェアはデザインによるところが大きいです。
背もたれがぶ厚かったり、座枠が太かったりと、
いっぱい木材が使われていると重いです。(あたりまえですが…)
ただ、最初に戻りますが…
「優先するべきは座り心地」です。
「重さ」も日々の生活を考えれば考慮するべきではありますが、あくまで選択肢の一つとしてお考えいただくの良いのかなと思います!
「回りまわって同じことを言ってるじゃないか!」
というツッコミはご容赦願いたい所で今回はここで筆を置くことにします!
皆様のダイニングチェアを選ぶときは「重さ」についても注目してみてください。