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インテリアコーディネート事例

築100年以上の旧家と名作家具

自宅のリフォームに合わせて、半年近く何度もお打ち合わせをさせていただいてとても素敵な空間が出来上がりました。
旧家と北欧家具という異なるテイストですが色味や素材感を合わせて一つの空間として組み合わせる事が出来ました。

【チェア カールハンセン&サン CH24(Yチェア)チーク材】
北欧家具の代表的なチェアであり、世界的名作のチェアです。
曲線的なフォルムが特徴的で一見和の雰囲気に合うかと思われるのですが、チーク材にしていただく事で和の空間にもなじむ組み合わせになりました。

【チェア 宮崎椅子製作所 azuki チェリー材】
一見シンプルなデザインですが局所の雑妙な曲線にクラフトマンシップを感じる一脚です。
チェリー材は時が経つごとにで美しい赤褐色に変化していきます。

チェアは統一はせずにおひとりおひとりがお好きなチェアを選んでいただきました。
色味の他にも座面の高さにこだわり、お客様専用のチェアに仕上がりました。

【ラウンドテーブル カンディハウス KOTAN】
日本人デザイナー深澤直人氏が生み出したテーブルです。
こちらもシンプルなデザインですがシンプルが故に構造的に難易度の高く、カンディハウスの高い技術力を感じるテーブルです。
天板は木材の他にリノリウムの展開があります。
今回はリノリウムを選んでいただきました。
色味は統一しながら素材を変えることで必然的に木が多くなるお部屋にに少し変化を加えました。

【絨毯 ハグみじゅうたん ておりシリーズ】
絨毯はウール製の絨毯をお選び頂きました。
ウール製の絨毯はさわり心地、断熱性、耐久性、手入れのしやすさと科学繊維にはないメリットがたくさんあります。
ハグみじゅうたんはウールをふんだんに使用しているにも関わらずサイズや色を限定することでギャッペ等の絨毯よりお手頃な金額になっております。

【照明 Louis Poulsen PHミニ】
奥の作業スペースには言わずと知れた名作照明PH5のミニサイズ。
計算されつくした曲線が魅せる光のグラデーションに世界中で愛されている理由があるのではないかと感じます。
今回写真を撮らせていただきましたが、やはり写真では伝わりきらない芸術的な光を放っております。

【照明 Louis Poulsen パンテラ160ポータブル オパールホワイト】
とても可愛らしくポップなフォルムですが、意外に歴史は古く1971年に生まれ50年以上経っています。
乳白色のシェードが淡い光を放ちお部屋を優しく照らしてくれます。
コードレスタイプですのでお気場所にも困らない便利な照明です。

【照明 Transparent-Toki Pendant Light】
国産の陶器のペンダントライトです。
一般的な陶器と違い、光ファイバーを主原料としていて光の透過率が陶器に比べ2.5~3倍多くなっています。
和の陶器ペンダントと洋のLouis Poulsenを使用していますが、色味をわせる事で統一感を出しています。

今回は「多灯使い」という照明の配置を行いました。
「多灯使い」とはお部屋全体を均一に明るくせずに必要部分に照明をいくつか配置して陰影を作り出す照明の配置方法です。
陰影を作ることで、奥行のある空間に仕上がります。
また、必要以上にお部屋を明るくせずに済むので、夜間に強い光を浴びることのない、くつろぎの空間を作り出すことが出来ます。

工事の段階から打ち合わせをさせていただき、家具、絨毯、照明の大きさや色、配置の寸法などこだわりにこだわり抜いた結果、お客様も私も納得の空間になりました。
新築やリフォームなど建築ももちろん大事ですが、インテリアもしっかりと考えることでお部屋は更に良い空間になる事を実感できる空間となりました。

お部屋づくりを検討されている方はお気軽にご相談ください。

事例紹介