木の造形に触れながら、深く身体を預ける。

IS lounge chairは、日本人デザイナーの猪田恭子とデンマーク人デザイナーのニルス・スバイエによるデザインユニット「INODA+SVEJE」が手がけたラウンジチェアです。

まず目を引くのは、滑らかな曲線を描く無垢材のアーム。
精密なNCルーター加工によって立体的に削り出されたアームを、直線的でシンプルなフレームに組み合わせることで、力強さと軽やかさをあわせ持つ佇まいに仕上げられています。
存在感のあるフォルムでありながら、手を置いたときには木のやさしい丸みが自然に身体になじみます。座っている間、思わず何度も触れたくなるような手触りも、この椅子ならではの魅力です。開発時にも、デザイナーが特にこだわった部分として、このアームの形が挙げられています。
深く腰掛け、ゆったりと過ごすための座り心地

座面は後方へ向かって深く傾斜し、身体をゆったりと預けられる設計です。
幅のある背と適度なクッションが背中を広い面で受け止め、読書や音楽、映画を楽しむ時間にも、力を抜いた自然な姿勢を保ちます。座面高は370mmと低く、床に近い落ち着きのある座り心地です。
身体を起こして会話を楽しむための椅子というよりも、少し深く腰を下ろし、一日の終わりにゆっくりとくつろぐための椅子。
ソファほど大きなスペースを必要とせず、一人のための居場所をリビングや書斎、寝室につくることができます。
低く抑えられた背と座面によって圧迫感が出にくく、空間の中央に置いたときにも視線を遮りにくいことも特徴です。木部の立体的な造形は、正面だけでなく、横や後ろから見たときにも美しく映ります。






