MODUS ダイニングチェア
材質

Design: Kristian (Christian) Vedel / 製作:宮崎椅子製作所
北欧の名作を、更新しながらも忠実に。
1963年にデンマークの名工房Søren Willadsenで発表された「MODUS」シリーズ。その“正方形フレーム+張りぐるみクッション”という原型を、宮崎椅子製作所がヴィンテージ実物を3Dスキャンして形状を精密に再現。クッション材や加工方法を現代仕様に更新し、座り心地を向上しています。
MODUSダイニングチェア、3つのポイント
“ハンモック”のような包まれ感

背・肘は成形ウレタンを三次元縫製で包んだクッション構造。座面中央はわずかに落とし、身体をやわらかく受け止めます。長時間の会話でも楽な座り心地です。ちょっと珍しい座り心地に、すっかりやみつきになるはず。
幾何学と曲線のバランス

MODUSシリーズ共通の正方形フレームに対し、座枠側は“逆アーチ”の意匠。非対称が目をひくデザインは、軽やかな陰影と、脚まわりの抜け感を両立します。
オリジナルの精確な再現+現代的アップデート
ヴィンテージ個体を3Dスキャン→形状を描き直しつつ、クッション材・加工方法を刷新。オリジナルの美しさと現在の快適性を両立させています。
使い心地のポイント
座り心地は?
背・肘をハンモックのようにしなやかに受けてくれる座り心地。
座と背の後傾がないので、姿勢よく座ることに適しています。背が後ろに傾いていないので、前傾〜直立の食事姿勢やデスク作業でも肩周りが楽。
メンテナンス
宮崎椅子は張替え・修理体制が整っています。こちらのMODUSダイニングチェアは、アームと背を取り外すことができて交換に対応しています。一生ものと呼ぶにふさわしい、長く使う前提の製品設計です。
コーディネート

コーディネートに正解はありませんが、宮崎椅子製作所の「Universe table(φ1000/1100/1200)」との相性が抜群です。
脚の形状に共通点があって整ってみえる点、木口が薄く見える天板とボリューム感をもったシート厚との「量感のバランス」が取りやすくなっています。その他のテーブルでも木口が薄く見える天板との相性が良好です。
仕様
- デザイナー
- クリスチャン・ヴェデル