デンマーク出張① 日本と違うところ
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デンマークに行ってきました!① 日本と違うと感じたこと
先日、デンマーク出張の報告です!(えらい時間が空いてしまいました!!)
今回の出張では、世界最大級のデザインイベント「3daysofdesign」が一番の目的でしたが、
それ以上に街を歩き、人と話し、暮らしを見ることで、大きな“気づき”を得ることができました。
その内容は最後の投稿でお話ししたいと思います。
今回は全5回に分けてご紹介します。(変更もあるかも)
① デンマークの日本と違うところ(今回)
②北欧家具、北欧照明にゆかりの深い建築物
③ 3daysofdesign ~ルイスポールセン編~
④ 3daysofdesign ~その他メーカー編~
⑤ デンマークでなぜ良い家具が選ばれているのか
ぜひ最後までお付き合いください!!
デンマークってどんな国?
デンマークは北欧5か国(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランド)の一つです。
デンマークの地理、人口
国土面積は約4.3万㎢で、日本(約37.8万㎢)のおよそ9分の1ほどの大きさです。
九州くらいの大きさだそうです。
人口は約600万人で、日本の約1億2285万人でと比べると20分の1ほどしかありません。
兵庫県くらいの人口だそうです。
デンマークのライフスタイル
デンマークでは、「仕事のために暮らす」のではなく、「暮らしを充実させるために働く」というライフスタイルが根付いていて、仕事と私生活のバランス(ワークライフバランス)を重視する国として知られています。
労働時間は週37時間程度だとのことです。(週5勤務だとすると平均7.4時間!!)
「世界幸福度ランキング」では常に上位に入る国として知られています。
ヒュッゲ
デンマークはこの言葉なしでは語れないと思います。
日本語では直訳できないみたいですが、
「居心地の良い時間や空間を、大切な人とゆったり楽しむこと」という事を意味する言葉です。
家族や友人と食事をしたり、お気に入りの椅子でコーヒーを飲んだりするような、何気ない日常の豊かさを大切にするデンマークならではの価値観を表す言葉です。
デンマークの経済
ゆったり過ごしているだけではありません。
2024年の名目GDPで見てみると
日本 約669.4兆円
デンマーク 約68.7兆円
国土面積、人口で比べると日本の方が高いのですが、一人当たりでみると違いがあります。
一人当たりの名目GDP
日本 約519万円
デンマーク 約1,149万円
限られた資源の中でいかに効率よく働かれているか分かります!!
国民経済計算(GDP統計) : 経済社会総合研究所 – 内閣府
Key figures for the national accounts (GDP) – Statistics Denmark
日本から約13時間

さて、事前情報はこの辺にしておいて、体感したデンマークをお伝えします!
羽田空港からコペンハーゲンまで直行便で向かいました。
飛行時間は約13時間。
正直、お尻と腰が爆発しそうでした(笑)
飛行機ではほとんど眠れず、到着した頃にはヘトヘトです。
日本時間のお昼頃に出発し、デンマークへ到着したのは現地時間17時頃。
日本時間では夜中の0時頃です。
それでも外はまだこんなに明るいんです。

ホテルへ着いたのは19時頃。
日本時間では夜中3時。
初日はさすがに疲労困憊でした…。
2日目はコペンハーゲンを散策
2日目は自由時間だったので、首都コペンハーゲンを歩き回りました。
宿泊したホテルはコペンハーゲン中央駅の近く。
ここはデンマーク最大の駅で、市内各地へ行く交通の中心になっています。

街並みが全く違う
目的地まで歩いているだけでも楽しい街でした。
建物、道路、色使い。
日本とはまったく雰囲気が違います。
そして慣れない石畳。
歩き始めてすぐに足を痛めました(笑)



街中に現れる大きな公園
歩いていると突然大きな公園が現れました。
「Kongens Have(コンゲンス・ハーヴェ)」という王立庭園です。
街の中心部とは思えないほど緑が多く、多くの人が芝生でのんびり過ごしていました。
こういう空間が日常の中にあるのは、とても豊かな暮らしだなと感じます。



圧倒的な自転車社会
コペンハーゲンでまず驚いたのが、自転車の多さです。
日本とは比べものになりません。
道路には自転車専用レーンが整備されていて、レンタサイクルも街中のあちこちにあります。
夕方になると帰宅する人たちがものすごいスピードで走り抜けていきます。
歩行者は気を付けないといけません(笑)
電車やバスの乗り方が日本と全然違う
日本では改札を通って電車に乗るのが当たり前ですが、デンマークは違います。

ほとんどの人はスマートフォンのアプリで乗車します。
私も「rejsekort」というアプリを使いました。
クレジットカードを登録すれば
乗る前に「乗車」を押し、降りたら「降車」を押すだけで完了です。
駅には改札もありません。
係員が確認に来ますが、毎回ではありません。
利用者が正しく利用することを前提にした、性善説な仕組みです。
日本では考えられない、「信頼」で成り立っているシステムなんだなと感じました。
コーヒー好きにはたまらない国
デンマークは世界でもコーヒーをよく飲む国の一つです。
日本コーヒー協会の情報によると
デンマーク 7.1 kg/人 /年
日本 3.2 kg/人 /年
日本の約2.2倍です!

街を歩くと本当にカフェが多いです。
滞在期間で4軒のカフェを巡りました。
どのお店もとても美味しかったです!

浅煎りが中心ですが、酸味が強すぎるわけではなく、程よい苦味とのバランスが良く、とても飲みやすい印象でした。
もっといっぱい回る予定でしたが、疲れ、時差ボケ、日本と違う食事であまりお腹の調子も良くなく、そんなに回れませんでした….。
ベランダには必ずと言っていいほど家具がある

コペンハーゲンではマンションが多いのですが、ベランダを見るとほとんどの家に椅子やテーブルが置かれています。
デンマークは季節によって日照時間が大きく異なります。
冬はとても日照時間が短くて
日の出は朝8時頃、日の入りは16時頃。
さらに曇りの日も多くなります。
デンマークをはじめ、高緯度地域では日照時間の影響で、冬季鬱の発症率も高いとのことです。
一方で、6月は夜9時頃まで明るく、一年でも特に気持ちの良い季節です。



だからこそ、この季節の日差しを存分に楽しもうという暮らし方が自然と生まれているのかもしれません。
ベランダの家具にも、その考え方が表れているように感じました。

また、調べているとデンマークの家は断熱性能が高いらしいです。(デンマーク在住の日本人の方がおっしゃっていました)
家の中は、外と断絶しながら、外とのつながりも大事にしている。
日本でもそのような認識はあるとは思いますが、程度の強さには差があるように感じます。

道端で撮った工事中の建物です。
とても分厚い断熱材が使われているのが分かります。
カーテンが少ない
街を歩いていてもう一つ驚いたことがあります。
カーテンが付いていない家が本当に多いです。
日本では考えにくいと思います。
窓から家の中が見えにくいかというとそんなことはありません。
割と見えやすい位置に窓があるように思います。

偶然映り込んだマンションの窓を見てみてもカーテンが少ないことが分かります。
現地の方に聞いてみると、
「プライバシーよりも、限られた日光を室内へ取り込みたい」
という考え方があるそうです。
厳しい日照環境だからこそ、日本と大きく違う価値観ではないのかと感じました。
意外だったこと
日本よりも道端でたばこを吸っている人が多く感じました。
デンマークでも喫煙については法律によって厳しめに取り締まられているようです。
(喫煙者ではないので、あまり調査の手が進まず…。)
公共施設(屋内)はほぼ禁煙っぽいです。(あやふや…。)
ただ、目に見えて日本との違いを感じたのは、道端でたばこを吸っている人は多かったです。
特に、工事現場でも普通に喫煙しながら作業している人は何人か見かけました。
「日本ならクレームになりそうだな…」
と思う場面もありました。
街は想像以上にごみやたばこの吸い殻が落ちていました。
もちろん公園などはきれいに管理されていましたが、街全体は思っていたより生活感があります。
なんとなくイメージでは「街中もすべてが美しい!」と思っていましたが、そんなこともありませんでした。



何気なく撮った動画の中にもたばこの吸い殻が写っていました。
日本でも東京とかはこんなもんでしょうか?
ポスターショップが多い
これも日本とは大きく違うと感じました。


歩いているだけでも3店舗ほど見かけました。
結局、私もPHランプのポスターを2枚購入してしまいました(笑)

古い建物が今も使われている
コペンハーゲンには築100年、200年という建物が普通に残っています。
しかも博物館ではなく、実際に人が住んでいるし、お店として営業しているところがほとんどです。
地震が少ないことも理由の一つですが、それだけでは説明できない理由もあります。
この話は猛烈調べ中です!!後日投稿します!!

「なんか凄そうな建物だな」と思って撮った写真です。
後々調べてみると「コペンハーゲン大学」でちゃんと使われている建物でした。
こんな建物があちらこちらにあり、普通に市民の生活の場になっています。
街でよく見かけた照明



ルイスポールセンの「トルボー ウォール」と「PHウォール」は街中でよく見かけました。
特にトルボー ウォールは本当に多かったです。
状態から見るに、とても古いモノもあり、長く使われている様子でした。
物価はやっぱり高い
最後に、やはり物価は高かったです。
先ほど載せたこちらのカフェラテは日本円で一杯1,164円!!

デンマークでは外食よりも家で食事をする人が多いそうです。
初日はコペンハーゲンを練り歩きました。
次回はデンマークの有名な建築についてお話をしていきます!!