「UNI Master」は徳島県の宮崎椅子製作所で作られているダイニングチェアです。
デザイナーは「カイ・クリスチャンセン」さん。
いくつもの名作を生み出してきた伝説的なデザイナーさんです。
UNI Masterの元々の生まれは1960年頃!?
UNI Masterは2017年から発売が開始されました。
その前に「UNI Senior」という椅子がは2011年に発売されました。
しかし、その「UNI Senior」は1960年頃に元々デザインされました。
そこからリデザインを繰り返し60年近い時を経てUNI Masterは生み出されました。
UNI Seniorに肘が付いただけではない!随所に見えるこだわり
UNI MasterはUNI Seniorに肘が付いただけではありません。
肘の接合部を見るとそれを感じます。
写真は前足と肘の接合部分です。
「美しい!!!」
という言葉しか出てきません。
木製の椅子と忘れてしまいそうになる曲線にほれぼれしてしまいます。
もちろん後ろ脚と背もたれの接合部もなめらかです。
宮崎椅子製作所さんが以前カイさんにインタビューをされた時の記事の言葉で
「カイさんとつくる椅子を車に例えるなら、上質なセダンのようです。高級・高価を目指すのでなく、長く愛着を持って使うことができる上質さが、生活の道具としての椅子に備わるのです。上質さには美しさも必然的に備わるのだと思いました。使う人に好かれるために、椅子には美しさが必要で、その美しさをカイさんは自分の手で削り出して考える。」
この曲線にはカイさんのこだわり、長く愛着を持って使ってもらうための美しさであるだなと思います。
ですので、UNI MasterはUNI Seniorの肘ありバージョンではなくて
生まれはUNI Seinorからですが、あくまで「UNI Master」「UNI Senior」それぞれカイさんの思いを持って生まれた別々の椅子だと思います。
自分で書いていても、ちょっと何を言ってるか分からないかもしれませんかね (笑)
ここを見てほしい! ユニマスターの「張地の収まり」
少し細かい話になるかもしれませんが、いろんな椅子を見ていると椅子ごとに「張地の収まり」に特徴が現れます。
張地の収まりの違いで全体の印象は大きく異なります。
なかなか説明が難しいのですが、UNI Masterはこの「張地の収まり」がとても綺麗で魅力的なポイントだと思います。
是非今後、椅子をみる時はこの「張地の収まり」に注意して見てると、より椅子が面白く見えるかもしれません。
ユニマスターは後ろ姿、横の姿にも注目
家の中では恐らく椅子を正面から見る事が少ないかもしれません。
意外と見るのはソファから見る後ろ姿や、横からの姿だと思います。
言わずもがなUNI Masterは後ろ姿、横からの姿が美しいです。
何とも表現しがたいデザイン、バランスにほれぼれしてしまいます。
選べる木の種類
宮崎椅子製作所では、他のメーカーさんと比べても木の種類が豊富です。
選べる木材は次の7種類。
・ブナ
・アッシュ
・レッドオーク
・ケヤキ
・ブラックチェリー
・ナラ
・ウォールナット
ここまで多くの木材から選べるメーカーさんは、なかなか珍しいです!
お店で展示しているUNI Masterはブラックチェリー材です。
豊富な張地から選べる
張地もたくさん選べます!
ファブリックやレザー、カラーバリエーションも豊富で、どれにしようか迷ってしまうほど。
モコモコな糸が特徴的な「ブークレ」という種類の張地を仕様しています。
可愛らしい張地とシャープなフレームの対比のバランスが良いなと思います!
全方向から見ても美しいダイニングチェア「UNI Master」
是非皆様チェックしてみてください!!